引き寄せの法則は常に働いていると、いつも説明していのですが、まだうまく仕組みを理解していないか、なかなか思い通りに望みを現実に変えられていないという人には、私が昔から楽しんでいる練習方法を紹介しましょう。

単純なことから始める

まず、楽しみながらの練習なので、「絶対にかなわないとやばい」と思うような望みは避けます。「叶ったらすっごいラッキー」って思うようくらいのことでいいのだけど、かといって、現実になってもならなくても、関係ない。と思うようなことでは、真剣さが足りないので、やっぱり、結構叶ってほしい、と思うようなことが一番いいです。

  • なるべく、日常的なことで、何度も繰り返し、練習して、試すことが出来ること。
  • 望みがかなったか、かなわなかったかはっきりわかること。

を選びましょう。

私は、20年以上も前に、引き寄せの力を実感しました。

私のその頃の私の単純な望みをシェアしましょう。

イギリスのギルフォードという町に時々車で行っていたのですが、町の中心部のいつも車を停める駐車場は、地下2階から地上5階まである立体駐車場です。立体駐車場なので、店などが並ぶ地上レベルに出やすい階は0階で、その他の階に駐車すると階段か、エレベーターを使用する必要があります。

幼い子供を連れていたり、荷物を持っている場合は、もちろんのこと、0階以外に駐車することは、面倒なのです。でも、同じように考える人は多いので、0階はいつもいっぱいで、駐車するスペースがない場合が多く、仕方なくほかの階に駐車していたのです。

私の単純な願いは、0階に駐車できるスペースが空いていること、になりました。

願いが叶った時の感情

その頃のギルフォードの町は平日でも混んでいて、買い物客でにぎわう素敵な町でした。私がその街へしばしば行っていた理由は買い物だけではなく、長男が通っていた中高等学校がその町中にあったため、ギルフォードの町は、ほぼ私の庭でもありました。ところが、私がいつも利用していたその駐車場に入るところに、車の行列が出来ていることもよくありました。並ぶほど混んでいる駐車場の中は、想像できるでしょうけど、空いているスペースを探すだけでも時間がかかったりしていたのです。

でも、引き寄せの法則を利用し始めてから、驚くほど、ほぼ毎回0階に駐車が出来るのです。満車の駐車場の0階に私が行くときは、ひとつだけ、ぽつっとスペースが空いているか、ちょうど誰かが出ていくタイミングと出くわすかのどちらかなのです。

それが起きると、もちろん毎回とてもうれしいですし、「やっぱりな」という宇宙への信頼感を抱きます。一緒に車に乗っている子供たちは、ママの言う通り不思議とスペースが空いているので、その頃はママは魔法使いだと思っていたでしょう。

あなたもあなたの単純な望みの願いが叶ったときの感情に集中してみてください。どんな気持ちを抱きますか?

引き寄せの法則は効くか、効かないかじゃない。

「ほぼ、毎回0階に駐車できた」といいましたが、願いが叶わなかったときも一度か二度ありました。でも、引き寄せの法則が働いていなかったわけではありません。自分でも、あらかじめしっかり引き寄せていなかったと、分かっていました。無関係なことに気が散っていたり、心の準備をしていなかったのが原因だと思います。

引き寄せの力は常時存在しています。目には見えなくても、地球には引力がいつも存在しているように、引き寄せの法則は、効くか、効かないかではなく、うまく活用できるかどうか、なのです。

スキルを日常に取り入れて活用する。

大きい夢をいっぺんに叶えようとすると、実際にかなうまで少し時間がかかる場合がありますので、引き寄せているのか寄せていないのかすぐに結果が見えないときもあるでしょう。まだ引き寄せの法則をうまく活用できていない場合や、しばらくの間意識して活用していなかった、という時こそこの単純な望みを叶えてみることにより、自分のスキルのレベルを認識できる機会です。

息子はその学校を卒業し、ここ数年間は、私もギルフォードの町へしょっちゅう行く機会がなくなっていましたが、先日久しぶりに友人二人とギルフォードの街中でランチを一緒にすることになっていました。コロナで衝撃をうけた町並みは、以前ほどの活気はなく、人出も少なくなっていました。

でもお昼時間だったため、いつも駐車していたあの立体駐車場はすでに満車で、路上には車の列が出来ていました。約束の時間が迫ってきているので、少し焦りを感じてきました。その列に並んでいる時に、以前、0階のスぺ―スを引き寄せたことを思い出し、また引き寄せよう!と思いました。

駐車場の入るところにはバリアが2車線あり、駐車場から最低2台の車が出ないと、バリアが上がって入場できないようになっています。二台ずつ駐車場に入るのですが、満車なので、スペースは、どこかに2つしか空いていないということです。10分ほど待った後に、やっと2台の車が出て行き、、空車のサインにライトがつきました。ボタンを押して駐車券を取るとバリアが上がりやっと入場できました。私は即0階でスペースを探しました。そうしたら、ほらね、ちょうど一台出ていくところのタイミングとばっちりあったのです。その数分前でしたら、知らずに通り越していたでしょうし、数分後でしたら後ろの車にスペースを取られていたでしょう。お陰様で、必要以上のストレスなしで、待合せ場所に向かうことが出来ました!引き寄せの法則を活用するって、楽しいのです。

駐車スペースを引き寄せる方法

あなたも、よく行く街の駐車場でスペース探しにぐるぐる回って無駄な時間を費やしていませんか?または、電車に乗ったらいつも座るところがなくて困ったりしていませんか?

そんな時こそ、あのスペースに駐車を停めたい!、あの車両で席が空いていてほしい!などという単純な欲望を叶えることから引き寄せの法則を日常的に活用していきましょう。

願いをかなえるには、天に運を任せるのではなく、引き寄せて行くのです。そのために重要なルールは

その願いが必ずかなうと心から信じること。駐車場のスペースだったら、必ずスペースがあると「期待」すること。少しでも疑惑を持つとかなわない可能性が大きいです。

あなたが望むことは人を気付つけたり、人を困らせたり、人にやり返しをしたりすることではなく、絶対に引き寄せの法則をネガティブなことに使わないこと。

出発前にその駐車場のなかの、駐車したい階やスペースを目に浮かべます。そして、そこに駐車することを決断し、スーペースを見つけてスムースに駐車している自分を感じ取ってください。そこへ向かっている途中も、ほぼ常に同じ実感を持ち、スペースがあなたを待っていることを期待するのです。

さあ、早速始めてみてください。

質問がありましたら、コメント欄に記入してくださいね。

成功した時、うまく行かなかったときなどのストーリーも教えてくださいね.

引き寄せの法則セミナー